日常生活でよく耳にする言葉である「ラッキーセブン」。
「好きな数字を選んでください」
と言われれば、無意識に7を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
しかし、なぜ7が幸運の数字として捉えられているのか、その由来が分かる方は少ないでしょう。
そこで本記事では、以下について詳しく説明します。
- ラッキーセブンの由来
- 7にまつわる言葉や事柄
- 777(スリーセブン)の由来
- 世界で最も幸運だった人3選
ぜひ参考にしてお役立てください。
この記事の内容
ラッキーセブンとは
ラッキーセブンとは、7を幸運の数字であると捉える考え方を意味します。
ラッキーセブンの考え方は世代を問わず浸透しており、7は好きな数字ランキングでも1位を獲得している人気の数字です。
ラッキーセブンの由来は?縁起がいいとされる理由を解説
なぜ数字の7と幸運が結び付けられるようになったのでしょうか。
ラッキーセブンの由来と、7は縁起がいいとされる理由について解説します。
紹介するラッキーセブンの由来は以下の4つです。
- 野球の歴史的な試合から生まれた
- キリスト教の考え方から生まれた
- 七福神の考え方から生まれた
- 仏教の考え方から生まれた
由来その1:野球の歴史的な試合から生まれた
はじめに、1885年9月30日のシカゴ・ホワイトストッキングスの試合から、ラッキーセブンの考え方が生まれたとする説を紹介します。
この試合は、シカゴ・ホワイトストッキングスの優勝がかかった闘いでした。
試合が7回に差し掛かったとき、シカゴ・ホワイトストッキングスの選手が平凡なフライを打ち上げます。
このフライが強風に吹かれてホームランとなり、シカゴ・ホワイトストッキングスは優勝を果たしました。
投手が奇跡のホームランのことを「ラッキーセブンス(幸運な第7回)」と表現したことが、ラッキーセブンの語源であるといわれています。
日本のプロ野球においても第7回はチャンスの回と考えられており、第7回攻撃前には2つのチームの応援歌が流され、選手・ファンが一丸となって士気を高めます。
由来その2:キリスト教の考え方から生まれた
ラッキーセブンは、キリスト教の「七元徳」という考え方から生まれた、とする説もあります。
キリスト教の七元徳とは、知恵・勇気・節制・正義・信仰・希望・愛の7つのことです。
知恵・勇気・節制・正義を人間的な四元徳、信仰・希望・愛を神への態度である三元徳として、2つに分けて考える場合もあります。
キリスト教において徳とは、優れた人間性のことです。
キリスト教では、この7つの徳を持ち合わせている姿が理想的だとされており、ラッキーセブンの語源であるとも言われています。
由来その3:七福神の考え方から生まれた
日本で信仰される「七福神」という神様がラッキーセブンの由来とする説もあります。
「七福神」と呼ばれる神様は以下の7つです。
- 布袋尊(ほていそん)
- 大黒天(だいこくてん)
- 寿老人(じゅろうじん)
- 福禄寿(ふくろくじゅ)
- 弁財天(べんざいてん)
- 恵比寿天(えびすてん)
- 毘沙門天(びしゃもんてん)
それぞれの神様がヒンドゥー教や仏教、神道や道教などの背景を持っており、インドや中国から渡ってきたとされています。
元より日本に存在する神様は恵比寿天だけです。
七福神が祀られている神社やお寺をお参りすると、商売繁盛や長寿などの福が授かれるとされ、多くの人に親しまれています。
そのことから、7は神の数字だと捉えられるようになり、ラッキーセブンの語源と考えられています。
由来その4:仏教の考え方から生まれた
仏教における「七宝」という考え方がラッキーセブンの由来とする説もあります。
七宝とは、仏教において貴重だとされる7つの宝のことで、具体的には以下の7つです。
- 金
- 銀
- 瑠璃(るり)
- 玻璃(はり)
- 硨磲(しゃこ)
- 珊瑚(さんご)
- 瑪瑙(めのう)
仏教において、数字の7や3は「吉を呼び寄せる数字」とされており、七宝を身に付けていると宝の霊力により災厄を免れる、と考えられています。
この考え方は、初七日や四十九日、三回忌など、法要に関する言葉にも見受けられます。
このことから、「7が吉を呼び寄せる」という考え方が4つ目のラッキーセブンの由来になりました。
ラッキーセブンとも関りのある7にまつわる言葉や事柄を紹介
ラッキーセブンの他にも、7は特別な数字としてさまざまな言葉や事柄に使われています。
7といえば思い浮かべる事柄や、7つあるものについて紹介します。
- 七つの大罪
- 七不思議
- 七大陸と七つの海
- 1週間の日数
それぞれを詳しく見ていきましょう。
その1.七つの大罪
七つの大罪は、キリスト教のカトリック教会における用語です。
人間が罪を犯す根源となる、7つの悪しき感情や欲望のことを指します。
- 傲慢
- 嫉妬(ねたみ)
- 憤怒
- 怠惰
- 強欲(貪欲)
- 暴食(貪食)
- 色欲
4世紀にエジプトの修道士であるエヴァグリオス・ポンティコスが定めた8つの「枢要罪」を、6世紀にグレゴリウス1世が改訂し、七つの大罪としました。
その2.七不思議
七不思議とは、ある地域で起こる7つの不思議な現象のことを指します。
代表的なものだと、「越後の七不思議」などが広く知られているでしょう。
「7は神の数字」という考え方から、神様の力によって起こったかのような不思議な出来事のことを、七不思議と呼んでいました。
しかし最近では、怪談や都市伝説にも七不思議という言葉が使われています。
また、海外に目を向けると、「世界の七不思議」と呼ばれる建造物があります。
「世界の七不思議」は以下の7つです。
- ロドス島の巨象
- ギザの大ピラミッド
- バビロンの空中庭園
- オリンピアのゼウス像
- アレクサンドリアの大灯台
- エフェソスのアルテミス神殿
- ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
この場合の「不思議」には、規模が大きく芸術的で素晴らしい、という意味が込められています。
その3.七大陸と七つの海
七大陸・七つの海は、地球上にある大陸や海を7つに分けた総称です。
西洋では、7は「完全」や「全て」を連想する数字だと考えられています。
このことから、七大陸・七つの海は「全ての大陸・海」という意味で使われる場合もあるといえるでしょう。
一般的に、地球上の大陸は以下の7つに分けられます。
- 南極大陸
- アジア大陸
- アフリカ大陸
- 北アメリカ大陸
- 南アメリカ大陸
- ヨーロッパ大陸
- オセアニア大陸
また、地球上の海は以下の7つに分けられます。
- 北極海
- 南極海
- 北太平洋
- 南太平洋
- 北大西洋
- 南大西洋
- インド洋
大陸については、オリンピックが「五輪」と表現されるように、五大陸と認識される場合もあり、明確な規定はありません。
その4.1週間の日数
私たちに1番馴染み深い、7にまつわる事柄と言えば、1週間の日数です。
1週間はなぜ7日間なのでしょうか。
一般的に唱えられているのは、月の満ち欠けを由来とする説です。
新月から上弦の月、上弦の月から満月と、月が大きく形を変えるのが7日周期だったため、1週間が7日間とされました。
一方で、聖書に「神が6日で世界を創り、7日目に休んだ」と書かれていたことから、7日ごとに休日を作る習慣がついたとする説もあります。
777(スリーセブン)とは?縁起が良いとされる理由や由来も解説
ラッキーセブンと同じように、幸運の数字として浸透しているのが「777(スリーセブン)」です。
スリーセブンの由来や縁起がいいとされる理由について解説します。
紹介するスリーセブンの由来は以下の2つです。
- キリスト教の思想から生まれた
- カジノのスロットマシーンから生まれた
由来その1:キリスト教の思想から生まれた
キリスト教では、「666」は悪魔の数字や獣の数字と考えられています。
そんな不吉なイメージを持つ「666」のすべての位に1を足した数が「777」です。
不吉な「666」よりも強い数字であるという考えから、「777」はラッキーナンバーとして捉えられています。
由来その2:カジノのスロットマシーンから生まれた
カジノのスロットマシンが由来だと考える説もあります。
スロットマシンでは、3つの絵柄が揃えば大当たりです。
ラスベガスのとあるカジノが大当たりの絵柄を「7」にしたことにより、3つ揃った「777」が縁起のいい数字として浸透していった、と考えられています。
その後、日本のスロットマシーンやパチンコでも、「777」が大当たりを意味する絵柄として使われるようになり、スリーセブンという言葉が知られるようになりました。
世界で最もラッキーだった人3選
世界には、驚くほどの幸運に恵まれたラッキーな人達が存在します。
あなたも彼らと同じ行動すれば、幸運が手に入るかもしれませんよ。
奇跡のようなエピソードを紹介します。
その1.オンラインカジノで大金獲得 | ジョナサン・ヘイウッド氏
アフガニスタンに駐在していた元兵士であるジョナサン・ヘイウッド氏は、オンラインカジノで大金を獲得した強者です。
獲得賞金はなんと20億円。
25歳の若さで大金持ちになった彼は、驚くべき強運の持ち主だと言えるでしょう。
彼がプレイしたスロットマシーンは「メガムーラ」。
公式のギネス記録にも認定されています。
その2.7回生死の境をさまよい生還 | Frane Selak氏
Frane Selak氏は、電車やバス、飛行機など、合計7回もの大きな事故に巻き込まれた経験を持つ強者です。
7回も生死の境を彷徨ったにもかかわらず、一命をとりとめました。
それだけではなく、72歳のときには40年ぶりに購入した宝くじが当選し、約1億円を手に入れます。
7回も事故に遭うのは不運だという考え方もできますが、それでも長寿を全うできたのは、持ち合わせていた幸運のお陰だと言えるでしょう。
その3.2度の被爆経験を経て長寿を全う | 山口彊氏
山口彊氏は、広島と長崎で2度被爆した経験を持つ「二重被爆者」の1人です。
被爆により左耳の鼓膜が破れ、左上半身に大やけどを負いましたが、93歳という長寿を全うしました。
おぞましい原爆の被害を受けたにもかかわらず、2度も生還した事実は、奇跡としか言いようがありません。
戦後は原爆の恐ろしさを後世に語り継ぎ、非核を訴える活動に尽力された方でもあります。
最大で約20億円が当たる!「メガムーラ」がプレイできるオンラインカジノ2選
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そこで、「メガムーラ」がプレイできるおすすめのオンラインカジノを紹介します。
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ラッキーセブンの由来に関するまとめ
本記事では、ラッキーセブンの由来や7にまつわる事柄、スリーセブンの由来について解説し、世界で最もラッキーだった人達のエピソードを紹介しました。
幸運の象徴である数字の7。
毎日の生活にラッキーセブンを取り入れ運に身を任せてみると、思わぬ幸運が巡ってくるかもしれませんよ。